ストレングスファインダーは、
教育心理学者のドナルド・O・クリフトンが、ポジティブ心理学に基づいて考案されました。
「人の正しい面を調査したらどうなるんだろう?」
という問いかけから
優秀さ(強み)を一貫して発揮することができる基盤として
才能に焦点を当てる哲学が生まれました。
傑出した才能を持つ人々を探し出し、その状況における成功と関係する長期的な思考、感情、行動を特定し、そこからインタビューで問う内容を作成しました。
それから、世論調査と従業員選定調査で知られるGallupが、
「個人の才能を特定し、それを磨いて職場や学校で活かせば、よい結果を出すことが出来る」
という考えに基づいて、才能を特定するさまざまな半構造的インタビューを開発しました。
その結果を基に、200万人以上を対象とした、実証に基づいたインタビューを行い、
そこで得た実データを基に設問が作られました。
検証に検証を重ねて、今に至ります。
ここからわかることは、
とにかく長い年月、たくさんの人の努力の結晶から出来たものが、ストレングスファインダーなんです。
この膨大な研究成果をもとに作り出されたストレングスファインダーだからこそ、たくさんの人に受け入れられてるし、私自身もたくさんの人に、伝えたいと思っています。
そして、多くの成功した人のデータを基に作られているので、こうしないとダメ
ではなく、いろいろな方法があるよ
と考えられるところも、良い所だと思います。
現在、世界24か国で1700万人以上が受けています。
日本は約40万人です。
現在、Gallupは、
「ストレングスファインダー(強みを活かすことで)で世界を変える!」
というミッションを持って、強みを活かすことでより良くなる社会を描いています。
今までは、ストレングスファインダーの詳しい情報、活用方法が日本にありませんでした。
でも、今回、私たちがアメリカに渡り、Gallup社から得た情報は、これから、日本に強み文化を築くためにとても重要なことだと思っています。
1.達成欲(Achiever)
勤勉でかなりのスタミナを持っている。忙しく、生産的であることに大きな満足感を覚える。
2. 最上志向(Maximizer)
個人や集団の優秀さを伸ばす手段として強みに注目する。この人はすぐれたものを最高のものに変えようとする。
3. 着想(Ideation)
アイディアに魅了される。見た目には共通点のない現象に、繋がりを見つけることができる。
4. 学習欲(Learner)
学ぶことが大好きで、たえず向上したいと思っている。結果よりも学びのプロセスの方にひかれる。
5. 競争性(Competition)
自分の進捗を他の人のパフォーマンスに比べて計測する。一番になることを目指し、競争を楽しむ。
6. 個別化(Individualization)
各個人の独特な資質に好奇心をそそられる。さまざまな人が一緒に生産的に働く方法を見つける才能がある。
7 .収集心(Input)
もっと知りたいという渇望を持っている。しばしば、あらゆる種類の情報を集め、保管することを好む。
8 .目標志向(Focus)
方向を定め、それに向かって前進し、進路から外れないよう必要な修正をする。優先順位をつけてから、行動する。
9 .内省(Intellection)
知的な活動が特色。この人は内省的で、知的な議論の価値を認めている。
10.自己確信(Self-assurance)
自分の人生をうまく進めて行く自信がある。自分の決定は正しいという確信を与えてくれる、内的な羅針盤を持っている。
11.自我(Significance)
他の人の目に重要人物と写りたい。独立心が強く、認められることを望んでいる。
12.共感性(Empathy)
他の人の人生や状況に自分を重ねて想像することで、その人の気持ちを察することができる。
13.活発性(Activator)
思考を行動に移すことで事を成し遂げることができる。
14.適応性(Adaptability)
「状況に身を任せる」ことを好む。
「今」に生きて、その時々の状況に柔軟に対処し、毎日の選択によって将来を見出して行く。
15.指令性(Command)
存在感がある。この人は主導権を握り、決定を下すことが出来る。
16.未来志向(Futuristic)
未来と未来にできることを心に描くことで自らを鼓舞する。この人は未来のビジョンを人に話すことで、まわりも元気づける。
17.戦略性(Strategic)
物事を進めるための別の手段を考え出す。与えられたどんなシナリオでも、ただちに適切なパターンと問題点を見つけられる。
18.ポジティブ(Positivity)
その熱意がまわりに伝染する。楽天的で、他の人たちもこれからすることを愉しみにするようになる。
19.成長促進(Developer)
他の人が持つ可能性を見抜いて、伸ばす。
小さな改善の兆候を発見し、成長のあかしに満足を覚える。
20.運命思考(Connectedness)
万物はつながっていると信じている。偶然に起こることはほとんどなく、ほぼすべての出来事に意味があると信じている。
21.アレンジ(Arranger)
組織化することが出来るが、この能力を補完する柔軟性も備えている。
生産性を最大にするために、すべての要素や資源を何度も並び替えることが好き。"
22.信念(Belief)
核となる普遍的な価値を持っている。この価値はこの人の人生に明確な意義をもたらす。
23.親密性(Relator)
他の人との親密な関係を築くことに喜びを見出す。目標を達成するために友人と一緒にがんばることに深い満足を覚える。
24.原点思考(Context)
過去について考えることを楽しむ。この人は歴史をたどることで、現在を理解する。
25.コミュニケーション(Communication)
一般的に自分の思考を言葉で表現するのは簡単。話がうまく、よき発表者。
26.慎重さ(Deliberative)
決断や選択をする際に細心の注意を払うことが特徴。この人は障害を予期している。
27.社交性(Woo)
新しい人々に会って、その人たちを味方にするのが好き。話の口火を切って、誰かと繋がりを持つことに満足を覚える。
28.調和性(Harmony)
意見の一致を求める。この人は対立を好まず、同意点を求める。
29.責任感(Responsibility)
自分がやると言ったことについては、やりとげようという強い気持ちを持っている。誠実さや忠誠心といった不変的な価値を大切にしている。
30.公平性(Consistency)
人を同じように扱う必要性を強烈に感じている。明確な規則を定め、それを忠実に守ることで、誰をも公平に扱おうとする。
31.回復志向(Restorative)
問題に取り組む名人。この人は原因を見つけて、解決するのが得意。
32.包含(Includer)
他の人を受け入れる。取り残されたと感じている人たちに気づくと、彼らをグループに入れようと努める。
33.規律性(Discipline)
日々の日課を決め、身のまわりを秩序立てることを心がけている。この人にとって世界とは自分の作り出す秩序そのものなのだ。
34.分析思考(Analytical)
理由と原因をさがす。その状況に影響を与えるすべての要因について考える能力を持っている。
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