ホームコラム / 第4回

大切なのは、伴走
〜AIが苦手な人の隣に、一人いるだけで世界は変わる〜

前回のコラムで、キーボードをほぼ触らなくなった話を書きました。

今日はその延長線上の話です。

音声入力でも、AIとの対話でも、毎日触っていて気づいたことが一つあります。

AIって、得意な人はどんどん使えるようになるけれど、
苦手な人はずっと苦手なままなんですよね。

「興味はあるんだけど」で止まる人が、本当にたくさんいる

私自身、AIを毎日のように使っていて、もう手放せません。

文章を書くのも、調べ物も、考えを整理するのも、相棒みたいな感じで使っています。

まあそれは当たり前と言えば当たり前で、私は17年間ITをやってきたわけですから、できなかったら仕事になっていなかったわけです。

でも、周りを見渡すと、こんな声が本当によく聞こえてきます。

「興味はあるんだけど、何から始めていいかわからない」
「一回触ったけど、よくわからなくて閉じちゃった」

スキルも経験もある。
向上心もあるし、学習欲もある。

なのに、AIだけは「ちょっと苦手」と感じて止まってしまう

これ、すごくもったいないなと思っているんです。

必要なのは「機能の解説書」じゃない、「伴走者」だ

では何が必要なのかというと、結局のところ、「伴走者」なんですよね。

AIが苦手な人に必要なのは、こういうものではないんです。

  • 分厚い機能の解説書
  • 網羅的なYouTube講座
  • 「これさえあれば」と書かれた万能プロンプト集

そうではなく、隣で 「こうやって使ってますよ」って見せてくれる人なんじゃないか。

そう思うようになりました。

これ、コーチングとすごく似てるんですよね

そして気づいたんです。

これ、コーチングとすごく似てる。

コーチングって、答えを教える仕事じゃないんですよね。

隣にいて、
その人が自分で動き出すのを支える仕事。

AIも同じだと思うんです。

「教える」より「一緒にやる姿を見せる」ほうが、ずっと早く身につくし、いずれ自分で出来るようになる。

誰かのそばに座って、画面を覗き込みながら、
「あ、こうやってAIに聞くんですね」
「こんなふうに返してくれるんだ」
と、まずは見てもらう。

それだけで、世界が変わったりするんです。

「教える」より「一緒にやる姿を見せる」

ここ、結構大事なところだと思っていまして。

AI研修の多くは、こんな構造になりがちです。

[従来型のAI研修]
講師がスライドで機能を説明
       ↓
受講生が手元で試す
       ↓
質問があれば挙手して聞く
       ↓
持ち帰って、自分の仕事に応用
(…ここで多くの人が止まる)

これだと、苦手な人ほど「自分の仕事への応用」のところで詰まってしまうんですよね。

必要なのは、そうじゃなくて、こんな関わり方なんじゃないか。

[伴走型のAI体験]
隣で「私はこう使ってます」を見せる
       ↓
「自分ならこうかな」を本人がつぶやく
       ↓
そのまま一緒に試してみる
       ↓
「あ、こういうことか」と腑に落ちる
       ↓
明日から、一人でも続けられる

結局、AI活用の壁は技術じゃなくて、「最初の一歩を踏み出す勇気」と「続ける伴走者」だったりするんです。

17年と13年が、ようやく1本の線でつながる

私はIT業界に17年いて、その後コーチングに移って13年が経ちます。

ずっと 別物 だと思っていたこの2つが、ここに来て 1本の線でつながってきた感覚があるんです。

  • 技術のことがわかる
  • 人のこともわかる

その両方を持っている人が、いま一番必要とされているんじゃないか。

そう、強く思うようになってきました。

エンジニアには、コーチング的な関わり方を。
コーチには、テクノロジーの要素を。

ストレングスファインダーで言うと、私の上位資質には〈着想〉〈個別化〉があります。

これらが動いている瞬間って、ちょうど 「離れていたものが急にくっつく」ときなんですよね。

17年と13年が、AI時代になって急にくっつく。

自分でも面白いなと思いながら、いま新しい構想を進めています。その構想の設計図については、別の記事に書きました。

おわりに

「AIが苦手な人にも、もっと楽になってほしい」

「忙しい人ほど、AIに助けてもらってほしい」

そういう思いから、テクノロジープレイスを立ち上げる準備を進めています。

もし、

「興味はあるけど、何から始めればいいかわからない」
「一人だと、絶対続かない自信がある」

という方がいらっしゃったら、お気軽にご相談ください。

あなたの隣に座って、まずは私の使い方を見てもらうところから始めましょう。

それくらいシンプルなところから、世界は変わるはずです。